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格闘技の歴史

 格闘技の起源がいつの時代であるのか、正確なデータは残っていないようです、しかしながら、文献「日本書紀」には格闘技らしきことが記されています。

 

 それは、当麻蹴速(たいまのけはや)と、野見宿禰(のみのすくね)の力比べであり、現代の相撲の技と特徴が非常に似ているようです。相撲は、奈良・平安時代に於いて、神事として執り行われていたのが、現代にまで引き継がれていると考えられています。

 

 また、格闘技のだい表選手の中にボクシングがありますが、この格闘技の歴史は非常に古く、紀元前4000年頃のエジプトでは、既に軍隊がボクシングらしき格闘技を採用されていたと思われる象形文字が発見されており、判読されています。

 

 また、紀元前3000年頃のクレタ島に於いては、エーゲ文明によるボクシングの絵が描かれた壺が発見されています。

 

 更に古い歴史を持つ格闘技としては、レスリングが挙げられます。この格闘技は、文明以前から存在しているものと推測され、古代ギリシャや古代ローマの文明を通じて、オリンピック競技に認定されたようです。


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